エステサロンや脱毛サロンの開業・機器導入をご検討中の方に向けて、業務用脱毛機の選び方を徹底解説します。IPL・SHR・SSCなど脱毛方式の違いから、価格相場(100〜400万円)、ランニングコスト、失敗しない選び方のポイントまで、2026年最新情報をもとにお伝えします。
業務用脱毛機の種類と特徴
業務用脱毛機には、大きく分けてIPL(インテンス・パルス・ライト)、SHR(スーパー・ヘア・リムーバル)、SSC(スムース・スキン・コントロール)の3つの方式があります。それぞれ得意とする毛質や肌質が異なるため、ターゲット顧客に合った方式を選ぶことが重要です。
IPL脱毛の特徴
IPL(Intense Pulsed Light)方式は、エステサロンで最も普及している脱毛方式です。光を照射することで毛のメラニン色素に反応し、毛根にダメージを与えて脱毛効果を得ます。
IPLのメリット
- 太くて濃い毛(ワキ、VIO、男性ヒゲ)に高い効果
- フォトフェイシャルとしての美肌効果も期待できる
- 導入実績が豊富で、技術ノウハウが確立している
IPLのデメリット
- 日焼け肌・色黒肌には施術できない場合がある
- 産毛・細い毛への効果は限定的
- 照射時にチクッとした痛みを感じることがある
SHR脱毛の特徴
SHR(Super Hair Removal)方式は、低出力の光を連続照射してバルジ領域(発毛の司令塔)に熱を蓄積させ、発毛を抑制する新しい脱毛方式です。
SHRのメリット
- 痛みが少なく、敏感肌やキッズ脱毛にも対応
- 日焼け肌・色黒肌でも施術可能
- 産毛や細い毛にも効果が期待できる
- 施術スピードが速い(全身脱毛30分程度)
SHRのデメリット
- 効果を実感するまでに時間がかかる
- 即効性を求める顧客には不向きな場合も
SSC脱毛の特徴
SSC(Smooth Skin Control)方式は、抑毛成分を含んだジェルを塗布し、クリプトンライトを照射して成分を浸透させる脱毛方式です。
SSCのメリット
- 肌に優しく、抑毛と美肌ケアを同時に実現
- 産毛や薄い毛にも効果的
SSCのデメリット
- 効果実感までに回数が必要
- ジェルの継続購入が必要(ランニングコスト増)
3つの脱毛方式を徹底比較
IPL・SHR・SSCの3方式を、サロン経営の観点から比較します。
| 項目 | IPL | SHR | SSC |
|---|---|---|---|
| 太い毛への効果 | ◎ 最適 | ○ 良好 | △ やや弱い |
| 産毛への効果 | △ 弱い | ◎ 最適 | ○ 良好 |
| 痛みの少なさ | △ やや痛い | ◎ ほぼ無痛 | ○ 少ない |
| 施術スピード | ○ 普通 | ◎ 高速 | ○ 普通 |
| 日焼け肌対応 | × 不可 | ◎ 対応可 | × 不可 |
| 即効性 | ◎ 高い | △ 低い | △ 低い |
| 美肌効果 | ◎ あり | ○ あり | ○ あり |
ワキ・VIO・男性ヒゲ(太い毛)→ IPL方式
顔・背中・腕(産毛中心)→ SHR方式
敏感肌・痛みに弱い方 → SHR方式
最近はIPL+SHRのハイブリッド機種が主流で、1台で幅広い顧客に対応できます。
価格相場と導入費用
業務用脱毛機の本体価格は、機能やメーカーによって大きく異なります。
| 価格帯 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| 100〜150万円 | エントリーモデル、単機能 | 小規模サロン、サブ機 |
| 150〜250万円 | スタンダードモデル、バランス型 | 新規開業、メイン機 |
| 250〜400万円 | ハイエンドモデル、複合機能 | 高単価サロン、多店舗展開 |
| 400万円以上 | 最上位モデル、フラッグシップ | 大手チェーン、高級サロン |
導入方法の選択肢
- 一括購入:長期的には最も経済的。資金に余裕がある場合におすすめ
- 分割払い:月々の負担を抑えつつ、所有権を取得
- リース契約:月額5〜10万円程度。経費計上可能で税務メリットあり
- レンタル:月額3〜5万円程度。お試し導入に最適
ランニングコストの考え方
業務用脱毛機は本体価格だけでなく、ランニングコストを含めた総コストで比較することが重要です。
1ショットあたりのコスト
業務用脱毛機の1ショットあたりのコストは0.1円〜1.2円が相場です。全身脱毛1回あたり約3,000ショットとすると、施術1回あたり200円〜3,600円のコストがかかります。
1ショット単価が安い機種は、1発あたりの出力が低い傾向があります。同じ部位に2〜3往復する必要があり、結果的にランニングコストが4〜6倍になるケースも。単価だけでなく、出力と効果を総合的に判断しましょう。
ランプ交換費用
ランプ交換費用の相場は12万円〜30万円です。ランプ寿命は機種によって異なりますが、10万〜50万ショット程度。年間の施術回数から逆算して、ランプ交換頻度を把握しておきましょう。
おすすめ業務用脱毛機ランキング5選【2026年版】
導入実績・コストパフォーマンス・サポート体制などを総合的に評価し、2026年におすすめの業務用脱毛機をランキング形式でご紹介します。
ルネッサンス GT-R
株式会社コンフォートジャパン累計販売台数4,000台以上を誇る国産業務用脱毛機のベストセラー。設計から製造、メンテナンスまで全て国内で行っており、故障が少なく修理対応も迅速。脱毛だけでなくフェイシャル・ボディ・バストケアも可能な複合機で、メニュー拡充にも対応できます。
長期運用を見据えた信頼性重視のサロン、複合メニューを展開したいサロン
CLEAR/SP-ef
株式会社NBS独自の「THR脱毛」を搭載し、痛みの少なさと高い脱毛効果を両立。全身脱毛が最短20分で完了する施術スピードも魅力。女性・男性・子どもまで幅広い顧客層に対応でき、顧客満足度の向上に貢献します。
回転率を重視するサロン、キッズ・メンズ脱毛を展開したいサロン
CUBE DUO(キューブデュオ)
株式会社エクレーヌ大手脱毛サロン「メンズクリア」をはじめ110店舗以上に導入されている実績。本体価格198万円と導入しやすい価格帯ながら、IPLモードと蓄熱モードの切り替えが可能。-4℃の強力冷却で痛みを軽減し、キッズ脱毛にも対応。
初期費用を抑えたい新規開業サロン、メンズ脱毛に力を入れたいサロン
ルミクス-A9X
株式会社エストラボ1ショット0.1円という業界最安のランニングコストが最大の魅力。脱毛サロン「ラココ」で採用されていることでも有名。SHR方式で痛みが少なく、「爆抜けモード」で剛毛から産毛まで幅広く対応。本体価格は高額だが、長期運用でコストを回収できます。
施術回数が多い大型サロン、ランニングコストを最小化したいサロン
バイマッハ PRO
株式会社レナード国内唯一のイオン導入機能を搭載した多機能マシン。脱毛しながら美肌成分を肌深部に届ける「イオン導入同時照射」が特徴。レディース・メンズ・キッズ・フェイシャル・バストケアなど7モードで幅広いメニューに対応。
差別化を図りたい高級サロン、多彩なメニュー展開をしたいサロン
株式会社フ.リーでは、ルネッサンスシリーズをはじめとする業務用脱毛機を取り扱っております。導入実績や無料デモ体験のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
失敗しない選び方8つのポイント
業務用脱毛機選びで失敗しないために、以下の8つのポイントを確認しましょう。
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1
脱毛方式の確認
ターゲット顧客に合った方式(IPL/SHR/ハイブリッド)を選択
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2
施術スピード
回転率を上げるには全身脱毛30〜60分以内が目安
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3
冷却機能
痛み軽減と安全性向上のため、-4℃以下の冷却機能があると安心
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4
操作性
タッチパネル式でシンプルな操作性。スタッフ教育の負担軽減に
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5
国内製造・導入実績
国内メーカーは修理対応が早く、導入実績が多いほど信頼性が高い
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6
サポート体制
技術研修、集客支援、故障時の対応など、アフターフォローの充実度
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7
ランニングコスト
1ショット単価だけでなく、出力・効果を含めた総コストで判断
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8
複合機能の有無
フェイシャル、バストケアなど、メニュー拡充できる機能があると収益UP